無名詩
そのはち
紫蘭北斗



愛していると言った
耳元で囁いた
そんな陳腐な言葉が
一番大事だった

使い古された言葉は
いい言葉なんだ
だからこそ使われ続け
ああそうとも、陳腐になる

でもいいさ
陳腐な言葉で語ろう
それが誠意だと
思える日も来るさ。



えごいすてぃっくきんぐだむ
管理人:紫蘭北斗・周防翼
公開日:2004.03.01